2009年10月11日日曜日

WIMSシリーズ2009 FINAL  in  箱根

16時頃に帰ってきました。今回は満足できる走りができたことに自分を褒めたいと思い、芦ノ湖畔にあるお店でお土産も購入しました。でも、配れるようなものではないのでみなさんにおすそ分けはできませんが^^;そして、今回のクライマックスはとてつもなく辛い道でした。距離は三枚橋から芦ノ湖付近にある畑宿入口までの約10km、平均斜度は7%強。最大斜度は12%(標識上で)


これまでは長野原大津から草津温泉までの約7kmが僕らにとっての最大の難所でそこを立ち止まらずに登れたらチームの中ではクライマーとして胸を張ることができる。そう思っていました。



でも、草津は子供だましでした。



箱根旧道はそれ以上です。
すさまじいです。


チームで絶対的エースと言われている全イベントに出場してきたメンバーでさえ、 心が折れてしまい今回、初めて押したそうです。



歩かないと進めない、と。



九十九折の部分もありましたが、東海道のようにゆるやかに登って、まがったら平坦みたいなところはほとんどなく、とにかくまっすぐな登りがつづきました。かつて東海道を通った際に、僕らの中では難所と言われ避けて通りたかった宮ノ下。なぜなら曲がってからの長い直線の登りがあるからですが、旧道ではそれが幾度となく現れます。


あそこまでいって、曲がったら平坦かもしれないと無理矢理にでも思い込ませ、脚にムチを打ってなんとかまっすぐな坂を登りきり、やったー!と思うのもつかの間。角を曲がるとそこからさらに一直線の登り坂でした^^;


しかも、標識はないものの斜度がきつい箇所が多数。標識でみたのは最大で12%。これもたしかにきついですが、今回挑戦した5人全員が、草津での最大11%を登っているのでゆっくりならば登れない坂ではありません。では、心が折れる坂とはどんな坂なのでしょうか。標識はなかったけれど、それ以上の斜度があったかもしれません。あまりにもまっすぐな登り坂を見て、心が折れたのかもしれません。


箱根旧道は練習を怠り、生半可な気持ちで挑めば完走は不可能。
彼を含め挑戦した5人中2人が歩きました。


でも、辛い辛いと思いながら苦しみ終えた時の開放感は素晴らしかった。そして、芦ノ湖畔の景色や十国峠辺りから見えた三島市街と海面を輝かす夕焼けの色は本当に素晴らしく、登った甲斐があったと思わせてくれました。昨日は頂上付近だけでなく、全体的に気温が低かったので下り坂では手が悴み、怖い思いもありました。


おかげさまで昨年までは置いてきぼりにされた復路も今年は途中の登り坂ではひっぱることもでき、自分の成長を感じることができました。あとはお土産の寄木細工が無事に届くことを祈るだけです。

往復総走行距離:【269km】
---------------------------------------------------------------
【写真】













箱根旧道スタート地点となる三枚橋にて













七曲り手前にある標識。
ここから九十九折が現れますが、カーブが七回あるという意味でないとか^^;
数えていないのでわかりません。














だいぶブレてますが、かなりの勾配でした^^;















芦ノ湖にて













箱根峠を越えてからの下り坂の途中で見えた三島市街。
絶景ポイントの一つに数えたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿